美白に関するニュース20070718
ポーラ研究所は、同社の調査で、パソコン作業などにより目を使うことで、一時的に目周辺の肌の色が暗くなることを発見しました。また、アンケートを実施した結果、実際に多くの女性が目の下のクマが長期的な老化だけでなく、短期的な「目の疲れ」によっても引き起こされると感じていることもわかりました。この原因として、目周辺の肌の色が暗くなることでクマが悪化したと認識していると考えられるという見解を示しました。
まず、20〜59歳の女性、合計631名の女性を対象に目元の悩みに関するアンケートを実施した結果、「最も気になる目元の悩み」の第1位(27.5%)は「目の下のクマ」でした。また、「気になっている目元の悩みの原因」の第1位(34.2%)は「老化」でしたが、第2位(20.1%)は「疲れ目」でした。疲れ目は視機能に由来するものとされ、皮膚との関係についてはほとんど研究されたことが無かったので、今回の調査は興味深い結果となりました。
次に、“目元の悩みに関するアンケート”から疲れ目と皮膚との関係についての調査です。方法としては、(1)被験者に単純なパソコン作業を30分間行わせ、その前後で目周辺の肌に起こる変化を捉えた、(2)実験対象は女性20名、(3)肌測定の対象部位は、被験者左の眼下部とした、(4)疲れ目状態の測定方法および群分けの基準は、浜松ホトニクス社製近見反応測定装置(トライイリスC9000)を用いて、ピント調節機能が低下し、疲れ目状態になっていると判断される測定値(D値)の前後での差が−0.5以下の被験者を疲れ目群、それ以外の被験者を非疲れ目群として群分けを行った、(5)肌の明るさの測定方法は、ミノルタ社製分光測色計(CM-2002)を用いて対象部位の皮膚反射スペクトルを計測し、そのスペクトルから算出したL値を肌の明るさと定義しました。
その結果、30分間のパソコン作業の前後において、疲れ目群については肌の明るさが有意に低下したのに対して、非疲れ目群について有意差はみられませんでした。
今回のアンケート結果によって、多くの女性が目の下のクマが長期的な老化だけでなく、短期的な「眼の疲れ」によっても引き起こされると感じていることが判明しましたが、同実験によって、実際にパソコン作業で「疲れ目状態」になっている女性は有意に目の下の明るさが低下することが確認され、女性はこれをクマが悪化したと認識していることが示唆されました。
皮膚表面付近の毛細血管の血液停滞など、いくつかの原因は考えられますが、クマに対しては従来のスキンケアだけでなく、休養や食生活の改善、サプリメントの利用などによって、疲れ目を予防・改善することも効果的であると考えられるとまとめています。
<参考>
マイライフ手帳ニュースより 2007年7月18日


